2004年10月17日

イタリアワインレッスン第一回目

 今月から月一回、全6回でイタリアワインのレッスンに通うことになりました。といってもそんなに堅苦しいレッスンではなく、普通に世間話の延長のようなクラスです(笑)、教えてくれるのはソムリエのKyokoさん。結構すごい人です、しかも美人、とても美人。すばらしいですね。いやそうじゃなくて。
 イタリアワインってのは飲むとおいしいんですが、よくわからないってのが多くてちょっと苦手でした。情報も少ないんですよね、フランスワインのように学び方もよくわからない。でもそれは情報が少ないんじゃなくて、情報がまとめづらいんだと言うことがわかりました。DOCGとか法律はある程度あるんですが、フランスほどしっかりした法律でもなく土着の文化というのが強いので呼び方もばらばらですし、法律の適用もいい加減なのでなんともいいがたい混沌さがあるんです。結局そこの土地の文化とか特産品とかと組み合わせて覚えていくってのが主になっていくようです。
 で、今回は初回と言うこともあり、イタリア固有のワインとフランスでもつかわれる品種のワインを赤白2本ずつ飲み比べてみました。
チェレット アルネイス・ブランジェ(CERETTO Arneis Blange) 2002
アルネイスという品種で作られた白ワインです。ブレンド用だったらしいのですが、単体でもおいしいことがわかって作られたようです。味は熟したシャルドネのような印象で、蜂蜜、ナッツ、黄色い大きな花の印象、微発泡の爽やかな中に蜜のような甘みととろみがあります。これはおいしいです。見たら即ゲットですよ。

St.Mickael Appiano PinoGrigio 2003
これはピノ・グリです。アルザスなどでも使われているため、味わいもそれに準じます。非常にアルザスっぽいなって印象です。リースリングとは違いますがこれも華やかな印象のあるすきっとした味わいです。Webじゃ見つけられませんでした。

バンフィ チェンティーネ(BANFI Centine) 2002
トスカーナのサンジョベーゼとカベルネソーヴィニオンをブレンドしたワインです。ボルドーっぽい落ち着きがありおいしいです。タンニンは少し穏やかですが香りはカベルネに準じますね。サンジョベーゼも似た感じがあるからブレンドに適しているんでしょう。普通においしいです。

タブルノ フィデリス・アリアニコ(TABURNO Fidelis Aglianico) 2000
カンパーニャのワインで、とてもおもしろいワインですね。アリアニコという品種で最初はよくわからなかったのですが、時間がたつと非常にまろやかになってきます。酸とかすかな甘みがいいバランスで入っていますので、ちょっと変わった味ですが意外に飲みやすいワインでした。

 イタリアワインはフランスワインに比べて野暮ったいのが多い感じもありますが、価格も安いですし、ニューワールドほどべたべたなやつもありません、いい感じにエレガントなのでおいしいのはどんどん覚えていきたいですね。
 そんなわけで6回のクラスですが堪能したいと思っています。



投稿者 れい : 2004年10月17日 12:46