2004年12月19日

スコッチグレイン ベルオム

ベルオム スコッチグレインというところで靴を買いました。大分慣れてきたのでそれのレビューします。ここの靴は日本製なんですけど、本格的な製法で作られた世界に誇れるレベルの革靴です。
 接着剤を使わず通気性が優秀なグッドイヤーウェルト製法という作り方で作られた靴です。比較的高価な靴ですが、海外製の物に比べたらずいぶん安いと思いますよ。ちなみにこのベルオムで30000円程度、最高級ラインのインペリアルで45000円くらいです。
 しかし、僕が今まで履いていた靴に比べたら格段に高価な靴です。こういう靴を履くと言うことはどういう意味があるのでしょう、メリットとデメリットはどうなことでしょうか。
ベルオム メリットとしては、なんといっても純粋にお洒落でかっこいい事でしょうか、でもこれは好みもありますし靴の文化って言うのもありますので人それぞれですね。でもこういうのを理解できないならば別にまったく履く必要ないですよ、車だって動けば良いって人と、こだわる人がいるようにこの辺も同じ事ですから。しかしこういう靴は非常に丈夫にできています。ここで言う丈夫というのはきちんと手入れをして気を使って履いていればということですが、それさえできればホントに一生履くことも可能でしょう。僕が今まで履いていた靴ですといくら気を使って履いていてもすり切れてきますし、布やウレタンで構成されている部分がへたれて再起不能になっていきます。しかしこのレベルの靴であれば、それなりの手入れと定期的な修理でずっと履くことが可能ですし、時間が経てば立つほど自分の足になじんできて味が出てくるというのも大きな魅力でしょう。
 デメリットとしてはソールまで革なので雨に非常に弱いということです、なので天気の日にしか履きません、雨の日にはソールがゴムの雨の日用を履きます。あと、普段も気を使うと言うことですね、これで本気で走ったりするとすぐトップエンドがすり切れるのであまりお勧めしません、まぁその気を使っているおかげで立ち振る舞いに品が出るというメリットもありますけどね。脱いだりするときはきちんと靴ひもをほどいて、履くときはシューホーンを使って、基本ですがめんどくさいのも確かです。
 この辺を考えて、それでも欲しいというならば非常にお勧めの靴であることは間違いないです。実は同じくらいの金額で買ったバーバリーの靴があるのですが、これはゴムソールで多少の雨でも平気ですけど、なんせ蒸れます。しかしこれはそれに比べたら全然蒸れません、なんというか革靴って蒸れる物という認識があったのですが、これはそれを完全に覆してくれました。履き心地は足の形とかあるためにいろいろあると思いますが、銀座の路面店でいろいろ試させてもらったので、これは非常に自分にあっていますね。そこでいろいろと手入れ方法も聞いたので、完璧です。初めてだったのでブラシももらえました。
 もし行けるというなら最初は銀座のお店に伺うことをお勧めします。ちゃんと足のサイズを測ってくれますし、いろんな相談にも乗ってくれます。サイズさえわかれば通販で買っても良いでしょう。
 とても気に入ってます、天気予報とにらめっこですけどね、その価値はある靴だと思います。大事に履いていこうかなって思わせる靴を1足もっていると、少し世界がかわるかもしれませんよ。

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投稿者 れい : 2004年12月19日 12:05