2004年11月15日

iPodの音質

 iPod miniを使い始めて3ヶ月以上経ちましたが、エージングも進み、最近は結構いい音になってきました。いろいろな音が聞こえてきたこともあって最近ふと音質について考えました。
 いわゆる昨今のポータブルオーディオはiPodに代表されるMP3などを再生する物が主流ですが、結局このエンコード&デコード(CODEC)技術ってのが音質に置いて大きな位置を占めていると思います。iPodはMP3とAACが再生できるわけですが、これが結構音質が違うんですよね。AppleはAACの方が高音質だと言ってるんですが、決してそんなこと無いと思っています。どっちが良いかと言うことではなくて、これは違う傾向があるということです。
 iTunesに搭載されているMP3のCODECは非常に優秀なエンコード性能で、最初聞いたときはちょっと感動したくらいの物です。決して悪くはありません。
 波形的にMP3とAACを比べると、同じ128kbpsで16kHzで切られるAACと20kHzまで伸びるMP3という差はありますが、音質にもその影響が出てるのではないでしょうか?、単純に高音になるほどデータ量は増えますから、128kbpsという少ないレートで高音成分が出てると言うことは、要するに他が削られていると言うことです。
 じゃぁどういう傾向が見られるかというと、MP3の方がハイスピードで元気です。かっちりした音を出します。余韻などは苦手ですが音量が小さい部分での感じは見事ですね。 AACは逆に重厚でふくよかな音といった感じです、低音成分(重低音ではない)がきっちりでるので、重い感じがするんでしょう。
 で、ここまでくると、どんな曲でどっちがいいのかっていうのになってくるんですが、さっきの説明だけ見るとロックとかはMP3でクラシックなどはAACってことになると思うんですが、これがそこまで単純じゃないです。たとえばThe prodigyのようなばりばりのクラブサウンドですが、ここは重厚なディストーションかけた音をがんがん出してくるので、AACの方が良い感じです。そして昨今のマドンナはアコースティックギターを多用した静かな曲が多いんですが、MP3の方がギターの良い余韻がでます。
 個人的な意見を言えば、静かな曲はMP3の方がいい気がします、あと昔の音源もMP3がいいかな。重厚なクラシックはAACがいいです、クラシックに限らず、ロックでもテクノでもいろんな音が鳴ってる重厚な音源はAACの方が良いと思いますね。ま、自分が良いと思った方にすればいいと思います。
 なんか昔真空管を交換して音質を変えるとか言った部分が、今はデジタルに置き換わってる感じですね、DACを自作して音質を追求してる人もいますし、オーディオマニアは姿を変えてもやってることは同じってことでしょうか。だいたい同じ128kbpsなんだから、そんなにすごい差があるわけ無いんです。でも差は確かにあって、どっちがいいというよりは音の傾向が違っているだけです。いろいろ聞き比べてみるとおもしろいですよ。

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投稿者 れい : 2004年11月15日 11:00