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2004年07月03日
ウィンダムエステート BIN333 ピノ・ノワール 2002
飲み会の後、ワインが飲みたくなって家のセラーを漁ってたら出てきました。といっても買ったのはおそらく1ヶ月くらい前でしょうかね。
オーストラリアのワインで、ピノ・ノワール。おそらく買った価格は成城石井1500円程度だったと思います。このワイン調べると必ず出てくるのが明石家さんま(笑)、彼がテレビでおいしいと言ったのが広まったきっかけのようです。でも確かにおいしい。
色は深いルビーで、足はかなりしっかりしています。ニューワールドのピノ・ノワールらしく、芳醇なチェリーの香り、例えればイチゴジャムのような香りですね、その奧には爽やかな酸味のある香りが覗かせます。味の方はこれもピノ・ノワールらしくアタックは軽やかですが、凝縮感のある果実味があり、糖度も高めでアルコール感も高いです。ただタンニンはなめらかですがそれほど強くないので、非常に飲みやすい中口赤のスティルワインと言えるでしょう。
セラーの温度では少しぬるく感じたので、気持ち冷やすといいと思います。ピノ・ノワールは香りが繊細で細い印象があるので、できればグラスは口がすぼまっている形の物が欲しいです。少し時間がたつとタンニンが顔を覗かせます。ゆっくり楽しむといいと思いますよ。決して重くはないので、パスタなどと合わせて食事の時に飲んでも楽しめると思います。
ピノ・ノワールは非常に繊細な品種で、ニューワールドの物はフランスのとは違ったスタイルのワインですが、どちらにしてもなかなかおいしい物には出会えない品種です。その中でこのワインはリーズナブルながら非常に満足度が高いワインです。そう考えると1500円でこれほどのピノ・ノワールは驚異的とも言えるかもしれません。すばらしいワインでした。
投稿者 れい : 2004年07月03日 10:38