2004年09月13日

カリュアド・ド・ラフィット(Carruades de Lafite) 2001

 渋谷のdecfiveで飲んだ、カリュアド・ド・ラフィット 2001の感想です。
このお店は特殊なワインサーバーでとても多くのワインがグラスで楽しめます。そのためワイン好きのあいだではとても有名で、一度いってみたいと思っていました。店内はモダンな雰囲気で、数百本のワインが逆さになって機械にささってます、なかなかすごいですね。これならワインだけ一杯飲みに行っても良いかなと思いました。
 肝心のカリュアドですが、見た目は思ったよりも透明感があってとてもきれいな感じです。香りはベリー系の香りが強く、カベルネというよりはメルローっぽい印象があります。青臭さはほとんど無く、果物系の複雑な香りの中に腐葉土のような熟成感のある香りがありますね、2001年ですがセカンドなので結構こなれている感じです。
 味はとてもに滑らかなアタックで、見た目の透明感からは想像もできないような果実味があり、甘みすら感じさせます。その中にもしっかりとタンニンと酸が主張し、なかなか複雑な味わいです。この凝縮感のある味わいはさすがセカンドとはいえラフィットのすごさなんですね。実勢価格5000円程度のワインですが、これはリーズナブルと言っていいと思います。あと2年くらい寝かせるとさらにおもしろくなりそうなワインだと思います。
 しかしdecfiveは良いですね、今回は一杯だけで帰ってきましたが他にも飲みたいワインがたくさんありました、50ml単位で出してもらえるのでちょっと飲みたいときにもいけますね。完全にワインに主体を置いてるので、ワインだけで頼んでも全然問題ないですし(というか料理は無い)。一人でもサマになるのでまたいきたいと思います(笑)。

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投稿者 れい : 2004年09月13日 11:09