2004年08月09日
シャトー・ル・ベルナルド(Ch.Le Bernardot) 1998
ちょっと前に飲んだワインですが、おいしかったので紹介します。このル・ベルナルドというワインですが、なんとオーナーが日本人です。武藤富士子、ロバートソンの夫妻がイギリスからボルドーに渡りメドックでワイン作りを始めました。初ヴィンテージは1988年です。
まだまだ若いシャトーですが飲んだ1998年は非情に力強く、はじけるような凝縮感のある果実味、腐葉土、墨汁などの香りが広がります。渋みと酸味のバランスがすばらしいです。
まだまだ熟成ができそうなワインですが今でも充分楽しめますね、典型的なボルドー左岸のカベルネのワインです。マリアージュはやはり肉料理などと合わせると良いと思いますね、今の季節なら鰻の蒲焼きなんかもいいんじゃないでしょうか。入手性はあまりよくないのですが、日本では比較的手に入りやすいと思います。フランスまで渡った日本人のワインへの情熱を感じながら飲んで見てください。
投稿者 れい : 2004年08月09日 11:43